クッションの必要性

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こんばんは。

 

この前ブログを書いていたのですが、保存せずに寝てしまって

少し拗ねているスズキです。(笑)

 

まあ、そんな事はさておき……

今日は車椅子の調整の際にセットとなってくるクッションについて考えて行こうと思います。

 

どのクッションにしようか、どんなクッションを選択したらいいのか一度は悩んだ事があるのではないでしょうか。

 

 

クッションの硬さなどを考慮しながら選定していく方法をご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 クッションは必要?

まず、シーティングする際にクッションは必ず必要です

車椅子とクッションはセットになってきます。

 

クッションを活用することで

  1. 車椅子のサイズの補正ができる。
  2. スリングシートのたわみを補正することができる。

 

クッションを使用することで、安楽な姿勢保持が可能となり、姿勢崩れを防止します。

逆に言えばクッションなしでは、坐骨への圧は非常に高くなりますし、姿勢の崩れも大きく起こるということです。

 

クッションの選定を誤るとシーティングがうまくいかない!

といった事態になりかねません。

 

私もクッションの選定に失敗をしてきました。

最初の頃はなかなか難しいです。どれでもいいような気もしてきます。

 

そこでクッションの紹介をしていこうと思います。

 

 クッションの種類

 

クッションには大きく分けて4種類あります。

  • ウレタン
  • ゲル
  • エア
  • ハイブリット

 

それぞれの特徴を理解し、目的に合わせた選定が必要になってきます。

 

 

硬いクッションは

 

硬いクッションでは、骨盤の安定性が得られやすいため体を垂直に保つ事が容易になります。

活動的な場面では良いかと思います。

 

仕事をするとき、食事をするときなど体を前傾姿勢に持って行くときなどですね。

 

使用時間には注意が必要となってきます。

活動的でない場合に長時間座っていると痛みを伴って不快に感じるでしょう。

 

硬い座面では、体幹が屈曲して潰れそうになったり、前方に倒れそうになります。

 

使用用途と時間管理が重要となってきます。

 

 

 

 

柔らかいクッションは

 

柔らかいクッションでは、体幹を垂直位に保持することは、困難になります。

その理由として、シートの柔らかさで骨盤が後傾してしまうからです。

 

休息にはいいかもしれませんね。

 

硬いクッションも時間とともに前方に倒れてくるリスクがあります。

そして、柔らかいクッションも同様に、柔らかいクッションではより骨盤は後傾位になるので体幹の屈曲が起こりやすいと考えられます。

 

まとめ

 

クッションは、車椅子とセットで考えましょう。

また、クッションの性質を理解し適切なものを利用者に提供できるといいですね。