車椅子の話
こんばんは。
今日は車椅子の選定方法についてお話ししていこうと思います。
その前に、
私は去年の夏くらいにシーティングコンサルタントを取得しました。
シーティングコンサルタントってなんだ?
って方がほとんどではないかなって思います。
私も今までいた環境では、シーティングって言葉が当たり前だったんですが、一歩外に出ればそれ何?って感じが大多数なのかなって感じがしています。
それを少しでも広めていけると嬉しいです。
【シーティングコンサルタント】とは
シーティングコンサルタントは、
『シーティングに関する基礎的な知識・技術を有する医療専門職等で、NPO法人日本シーティング・コンサルタント協会によって規定された研修課程を修了することにより認定されるものです。』
と、ホームページで紹介されてします。
シーティングコンサルタントの認定は今まで理学療法士と作業療法士のみでしたが、
医師、看護師、言語聴覚士、義肢装具士、介護福祉士に拡大されるそうです。
*現在、この協会の研修会もコロナの影響で中止になっています。
【車椅子の選定方法】
車椅子の選定方法として、最初に座る能力がどれくらいあるかで選んでいきます。
その方法として日本シーティングコンサルタント協会は
座位評価指標として
Hoffer座位能力分類(JSSC版)があります。
座位能力1:とは
手の支持なしで座位可能 端座位にて手の支持なしで30秒間座位保持可能な状態。
座位能力2:とは
手の支持で座位可能 身体を支えるために、両手または片手で座面を支持して、30秒間座位保持可能な状態。
座位能力3:とは
座位不能
両手または片手で座面を支持しても、座位姿勢を保持できず、 倒れていく状態。
があります。
【車椅子の選定】
先ほどのHoffer座位能力分類(JSSC版)を用いて
1は、椅子・標準型車椅子・セミモジュール型車椅子
2は、セミモジュール型車椅子・モジュール型車椅子
3は、ティルトリクライニング車椅子
といったものになります。
【まとめ】
今回は簡単に車椅子の大まかな選定方法を紹介しました。これに加え、クッションなどの選定も必要となってきます。
また、少しずつ紹介していければと思いますのでよろしくお願いします。