車椅子の話

ティルトリクライニング車椅子

 

こんばんは。

 

 

今日は、ティルトリクライニング車椅子についてお話して行こうかなと思います。

 

前の記事で、少し出てきましたが、

 

 

車椅子の大まかな種類として

モジュール型

セミモジュール型

標準型車椅子

それと、

 

ティルトリクライニング車椅子

があります。

 

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この車椅子について、どんな人が使うのか

どうやって使うのかなど話していこうと思います。

 

 

 

 

どんな人に使うのか

 

 

車椅子は最初の入り口として、どれくらい座れる能力があるかで、選定していくことが可能です。

 

ティルトリクライニング車椅子には

座る能力が低い方が

座られる事が多いと思います。

 

座る能力が低い=1人で座るのが難しい、座るのに誰かの助けがいる場合です。

 

 

他の場合として多いのは…

嚥下機能に問題があり、角度をつけて食事を食べないといけない場合はティルトリクライニング車椅子にのる事があります。

 

 

ティルトリクライニングの特性

 

 

まず、ティルトリクライニング車椅子は

ティルト機能とリクライニング機能があるということです。

 

ティルトとは、座面の角度の事をいいます。

床に対して平行なのが0度

そこから倒していくと角度がついていきます。

 

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標準型車椅子や普段何気に座っている椅子などにもティルト角度はついています。

 

標準型車椅子だと4〜6度ついています。

 

この角度が強いと、後ろに倒れそうになり

立ち上がるのが大変です。

 

 

リクライニングとは、背もたれの角度をいいます。

 

新幹線などで、背もたれを倒しますよね。

あれがリクライニングです。

 

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ティルトリクライニングの使い方

 

 

ティルトリクライニング車椅子は、

まず最初にティルトをかけます。

その後にリクライニングをかけていきます。

 

 

戻すときはこれの反対です。

リクライニングを起こして、ティルトを戻します。

 

 

どっちからでもいいじゃないかと思いますよね。

 

 

これを間違ってしまうと、

前滑りがおこり、患者さんが車椅子から落っこちてしまう危険性があります。

 

 

 

 

まとめ

 

 

車椅子の特性・使い方を知って、患者さん一人一人にあったものを提供できるといいですね。